不安が強い時は、どう対処する?
そろそろ肌寒い時期になってきました
不安な気持ちが強くなったり、心配ごとが頭から離れなくなったりすることはありませんか?
精神的な不調があるときには、将来への不安や人との関わり、日常生活のさまざまな場面で心配が強くなることがあります。
不安を感じること自体は、誰にでも起こる自然な反応です。大切なのは、不安を無理になくそうとすることではなく、不安があるときに自分に合った対処方法を見つけていくことです。
今回は、不安が強くなったときに試せる方法をご紹介します。
① まずは、今の自分の状態に気づく
不安が強くなると、考えがまとまらなくなったり、身体に力が入ったり、動悸や息苦しさを感じたりすることがあります。
そんなときは、無理に気持ちを切り替えようとせず、「今、不安を感じているんだな」と自分の状態に気づくことから始めてみましょう。
自分を責めたり、すぐに答えを出そうとしたりする必要はありません。
② 呼吸や周囲の環境に意識を向ける
不安で頭がいっぱいになったときは、目の前にあるものや、足が床に触れている感覚などに意識を向けてみましょう。
また、無理のない範囲で、ゆっくり息を吐くことを意識してみるのもひとつの方法です。
落ち着こうと頑張りすぎる必要はありません。自分が少し安心できる方法を探してみてください。
③ 心配ごとを整理してみる
不安なことがいくつも重なると、何から考えればよいかわからなくなることがあります。
そんなときは、頭の中にある心配ごとを紙に書き出してみるのもおすすめです。
● 今、自分が心配していること
● 自分でできそうなこと
● 誰かに相談したいこと
このように分けてみると、今できることが少しずつ見えてくる場合があります。すぐに解決できないことは、無理に答えを出さなくても大丈夫です。
④ ひとりで抱え込まず、誰かに相談する
不安が強いときには、ひとりで考え続けることで、さらに苦しくなってしまうこともあります。
家族や友人、主治医、訪問看護師など、安心して話せる人に気持ちを伝えてみましょう。
うまく言葉にできなくても、「なんとなく不安」「何が心配なのかわからない」と伝えるだけでも大丈夫です。
自分に合った対処方法を、一緒に見つけていきましょう
不安への対処方法は、人によって異なります。誰かに効果があった方法が、自分にも合うとは限りません。
精神科訪問看護では、日々の生活の中で感じる不安や困りごとについて一緒に考え、ご本人に合った対処方法を探していくことも大切にしています。
不安を完全になくすことだけを目指すのではなく、不安があるときにも自分らしく生活できる方法を、一緒に見つけていきましょう。
